修学旅行⑭ 最後の休憩
2022年4月25日 19時30分
私たちは先ほど豊浜SAと高瀬PAの二手に分かれてトイレ休憩をとりました。(トイレ数の関係です)先ほどまで車内を照らしていた西日は、いつの間にか沈み、修学旅行の終わりを告げるかのように、辺りは暗くなっています。
旅行1日目はなかなか法隆寺に到着しないように感じたのですが、帰りはあっという間に感じます。どうしてそう感じるのか、調べてみました。
この感覚については多くの科学者が研究をしており、「リターン・トリップ・エフェクト」という名前がついているそうです。簡単に言うと、人は一般的に「行き」の時間を短く、「帰り」の時間は長く見積もる傾向があるそうです。
ひとつ例を挙げて考えてみましょう。行きも帰りも3時間の道があります。この傾向に当てはめて考えてみると、行きは3時間より少なく見積もっているので、「行きは遠い」と感じてしまいます。また、帰りは3時間よりも長く見積もっているので、「帰りは早い」と感じるそうです。
数年ぶりに修学旅行で感じるこの感覚、さまざまな意味でうれしく感じました。